中学受験を頑張る「保護者」にお伝えしたいこと

中学受験を頑張る「保護者」にお伝えしたいこと
この記事を書いた人 指導歴25年以上 谷哲史
目次

はじめに

中学受験をしているのは、
「子ども」だけではありません。

毎日の送迎、スケジュール管理、塾の面談、成績表の確認、家庭学習のサポート…。
実際には、保護者の方も一緒に受験を戦っているのが中学受験です。

じゅくシェルパには、西宮を中心に多くのご家庭からご相談をいただいています。
その中で、共通して感じることがあります。

それは――
**「頑張りすぎている保護者の方が、本当に多い」**ということです。

今日は、そんな保護者の皆さまに、ぜひお伝えしたいことをまとめました。


① 子ども以上に、保護者が追い込まれている

面談でよく聞く言葉があります。

  • 「私の関わり方が悪いんでしょうか」
  • 「このままで間に合いますか」
  • 「周りの子はもっとできている気がして…」

でも、ほとんどのご家庭は、
もう十分すぎるほど頑張っています。

むしろ問題なのは、

子どもの成績よりも、
保護者の心が先に限界を迎えてしまうこと。

不安・焦り・比較・自己否定。
それが積み重なると、家庭の空気が重くなり、
結果的に子どもにも伝わってしまいます。


② 成績は「気持ち」と強くつながっている

中学受験では、

  • 勉強量
  • 授業内容
  • 宿題
  • 模試

といった「見える努力」ばかりに目が向きがちです。

でも実は、成績を大きく左右するのは、

「安心して頑張れているかどうか」

です。

  • 失敗しても受け止めてもらえる
  • できない自分を責められない
  • 努力を認めてもらえる

こうした土台がある子ほど、
伸びるタイミングで一気に伸びます。


③ 「うちだけ遅れている」と感じたら要注意

中学受験の世界は、どうしても

  • 偏差値
  • クラス
  • 合格実績

といった「比較」が多くなります。

ですが、

他の子のスピードと、
わが子の成長スピードは違います。

同じ塾、同じ教材、同じ時間を使っても、
成果が出るタイミングは一人ひとり異なります。

「今」だけを見て判断せず、
半年後・1年後の姿を想像することが大切です。


④ 塾は「正解」ではなく「相性」

成績が伸びないとき、
真っ先に責められがちなのが「子ども」ですが、
実は見直すべきなのは塾との相性であることも少なくありません。

  • 授業のスピードが合っているか
  • 質問しやすい環境か
  • 子どもが「わかりたい」と思えるか

どれだけ有名な塾でも、
合わない子には成果が出ません。

塾選びに「正解」はなく、
あるのは**「その子に合っているかどうか」だけ**です。


⑤ いちばん大切なのは、家庭が「安心できる場所」であること

受験は、長く、苦しい時間もあります。

だからこそ、
家庭だけは「安心して戻れる場所」であってほしい。

  • できなくても怒られない
  • 負けても否定されない
  • 努力を認めてもらえる

この土台があってこそ、
子どもは外で全力を出すことができます。


おわりに

中学受験は、
子どもだけでなく、保護者の心も大きく揺さぶります。

でも、どうか忘れないでください。

あなたは、もう十分に頑張っています。

完璧な親でなくていい。
迷いながらでも、立ち止まりながらでもいい。
その姿を、子どもはちゃんと見ています。

中学受験の専門家として、率直な気持ちをお伝えします。

中学受験に取り組んでいるお子さんも、保護者の方も、
本当にすごい存在です。

この経験は、必ず親子を成長させてくれています。

もし目先の結果(成績)にだけとらわれて、
お子さんや親子関係を傷つけてしまうことがあれば、
せっかくの成長が台無しになってしまう気がするのです。

幸いにも、中学受験での失敗は、いくらでもやり直しがききます。

高校受験でリベンジしてもいい。
大学受験でリベンジしてもいい。
その先でも、何度でも立ち上がれます。

大切なのは、
仮に今つまずいても、将来のリベンジにつなげられる心を育てておくこと。

じゅくシェルパは、
そんな保護者の皆さまの伴走者でありたいと思っています。

「今のやり方で大丈夫かな…」
そう感じたときは、いつでもご相談ください。


このページをお友達にLINEでシェア
目次