
― 公立中「プレみや」開始を前に、私立中の対応を整理 ―
西宮市では、来年9月から公立中学校の休日部活動が地域移行(通称「プレみや」)される予定です。すでに説明会や報道を通じて、保護者の間でも関心が高まっています。
こうした動きを背景に、「私立中学校の部活動は今後どうなるのか?」という声も多く聞かれるようになりました。
そこで今回は、西宮市内の私立中学校の来年度以降の部活動の対応状況について、現時点で分かっている情報を整理します。
■ 西宮市内の私立中学校の部活動方針
事前に各校の対応を調べたところ、西宮市内の私立中学校の多くは、来年度以降も従来通り、教員が部活動を指導する体制を継続する予定であることが分かりました。
一方で、甲陽学院中学校のみ、原則は教員が指導されるそうですが、部活動ごとに判断したうえで、専門の外部指導者を招へいする方針を取っているとのことです。
同校の先生によると、この取り組みは「プレみや」とは関係なく数年前から始まっており、現在はバスケットボール部など、3~5程度の部活動が対象となっています。対象となる部活動は年度ごとに見直しが行われているということです。
つまり、現状では次のように大きく分かれます。
多くの私立中学校
→ これまで通り、学校教員が部活動を指導する
甲陽学院中学校
→ 原則は学校教員が指導するが、部活動ごとに専門の外部指導者を招へいする場合がある
■ 「従来通りの教員指導」を評価する声
保護者の声として多く聞かれるのが、
「できれば、これまで通り学校の先生に見てもらいたい」という意見です。
教員による部活動指導には、
・ 学校生活全体を把握したうえでの指導ができる
・ 学習面・生活面との連携が取りやすい
・ 追加費用が発生しにくい
といった安心感があります。
特に、公立中学校で部活動の地域移行が進む中、「私立中学校には従来型の学校完結型の部活動を期待したい」と考えるご家庭も少なくありません。
■ 専門指導者を招へいするメリットとは?
一方で、甲陽学院中学校のように外部の専門指導者を招へいする形には、明確なメリットもあります。
・ 競技経験・指導経験が豊富な指導者による質の高い指導
・ 技術面・戦術面での専門的なアドバイス
・ 競技志向の高い生徒にとっては大きな成長機会
部活動を「教育の一環」としてだけでなく、
「専門性を高める場」として位置づける考え方と言えるでしょう。
■ 公立と私立、部活動の考え方はさらに多様化へ
公立中学校では「プレみや」による地域移行が進み、
私立中学校では「従来型」と「専門指導型」が併存する形となります。
今後は、
・ 部活動をどの程度重視したいか
・ 学校内で完結する指導を望むのか
・ 専門性の高い指導を求めるのか
といった点が、中学校選びの重要な判断材料になっていく可能性があります。
■ まとめ
・ 西宮市内の私立中学校の多くは、来年度も教員による部活動指導を継続
・ 甲陽学院中学校のみ、部活動ごとに判断して専門の外部指導者を招へいする場合がある
・ 従来型には安心感、専門指導型には質の高さという、それぞれの良さがある
「プレみや」開始をきっかけに、部活動の在り方は今、大きな転換期を迎えています。
進学先を検討する際には、学習面だけでなく、部活動の体制や考え方にも目を向けることが、これまで以上に大切になりそうです。
部活動の在り方は、公立・私立を問わず、大きな転換期を迎えています。
「プレみや」の開始をきっかけに、部活動をどのように位置づけるかは、ご家庭ごとに考え方が分かれるテーマになりつつあります。
じゅくシェルパでは、西宮・宝塚市内の塾選びや学習面だけでなく、部活動や学校生活全体を踏まえた中学校選びについても、ご家庭の状況やお考えを丁寧に伺いながらご相談を承っています。




