「塾の面談では、先生の説明を聞くだけで終わってしまう」
「成績が心配だけれど、何を質問すればよいか分からない」
11月に入り、冬期講習や今後の学習について、塾と相談する機会を持つご家庭もあるのではないでしょうか。
面談では、成績の報告に加えて、これから何に取り組み、
1.「今、優先して取り組む課題は何ですか?」
「算数が苦手です」「英語を頑張りましょう」という話だけでは、家庭で何をすればよいか迷ってしまいます。
そこで、「今の答案を見ると、最初に取り組む課題はどこですか」と聞いてみてください。
例えば、算数・数学なら、計算の理解が曖昧なのか、問題文から式を立てられないのかで、練習する内容が変わります。国語なら、本文の読み取りと、答えを文章にまとめる力を分けて確認する必要があるかもしれません。
さらに、「その課題は、どの答案や授業中の様子から分かりましたか」と尋ねると、先生の見立てを具体的に理解できます。
課題が複数ある場合は、全部を同時に始めず、まず一つか二つに優先順位をつけてもらいましょう。
2.「塾では何をして、家庭では何をすればよいですか?」
課題が分かったら、取り組み方を相談します。
- 授業で解説してもらう内容
- 家庭で練習する問題
- 分からなかったときの質問方法
この三つを確認すると、役割が整理しやすくなります。
例えば、家庭で難しい問題の解説まで求められても、時間や教科によっては対応できないでしょう。「平日は丸つけの確認までならできます」「内容を教えることは難しいです」と、ご家庭でできる範囲も伝えてください。
冬期講習を提案された場合は、「その授業で、今のどの課題に取り組む予定ですか」と聞いてみましょう。通常授業や家庭学習との重複、講習後の復習まで含めて相談することが大切です。
3.「いつ、何を見て取り組みの結果を確認しますか?」
面談で方針が決まっても、その後の確認がないと、同じ困りごとを抱えたままになりかねません。
「次のテストまで待つのか」「数回の授業後に確認するのか」など、振り返る時期を決めておきましょう。
確認するものは、点数だけとは限りません。
- 指定された基本問題を、一人で解けるか
- 分からない問題を、質問できているか
- 決めた課題に、無理のない時間で取り組めるか
こうした様子も判断材料になります。予定どおり進まなかった場合に、課題の量や難しさをどう見直すかも聞いておくと、次の相談につなげやすくなります。




