【学校紹介】武庫川女子大学附属中学校・高等学校

武庫川女子大学附属中学校・高等学校

自ら考え、未来を切り拓く女性を育てる、6年間一貫の学び

武庫川女子大学附属中学校・高等学校は「自ら考え、動く」力を育むことを教育の中心に据えている学校です。高校入試にとらわれることなく、中高6年間をじっくりと自分自身の成長に使える恵まれた学習環境が整っています。女子校としての落ち着いた雰囲気の中で、生徒たちは仲間と深く関わり合いながら、自信を育てていきます。


目次

仲間とともに高め合う、のびやかな学校生活

部活動はとても活発で、40の部活動のうち、例年10以上が全国大会に出場しています。生徒一人ひとりが「好き」や「挑戦したい」気持ちを大切にし、自分らしく輝ける環境があります。公立中学校は民間委託が計画されていますが、武庫川女子大学附属中学校・高等学校では教員が顧問となり、日々の成長を丁寧に支える「学校主体の部活動」を継続しています。


進路は学びの中で見つける

入学時に文系・理系の区別を設けず、学びながら興味や適性を育てていきます。
探究活動では、マクドナルド、ローソン、兵庫県などと連携した課題研究を行い、「社会とつながって考える力」を育成します。

さらに、国際教育も充実しています。

  • 中学:アメリカ・タイでの研修(希望制)、SGS必修
  • 高校:北欧・オーストラリアでの研修(希望制)

異文化や価値観に触れることで、世界を知り、自分の視野を広げます。
また、大阪府授業料無償化にも対応し、学びの機会をより開かれたものにしています。


大学との連携による広がる学びのフィールド

附属大学では国際プログラムや留学制度を整備し、多くの学生が利用しています。

実就職率は90%台後半と高い水準を維持しており、将来の進路選択においても、生徒が自身の可能性を広く見つめられる体制が整っています。


探究・グローバル・キャリアがつながる学び

中高一貫の探究学習では、春の校外研修での企画立案・プレゼンテーション、市内小学校でのSDGs授業、付属幼稚園での実習、マクドナルドハウスでのボランティアなど、社会と関わる体験型プログラムを展開しています。

例えば、グローバルサイエンスコースでは、

  • 毎週の科学実験
  • 課題研究
  • ディベート大会への参加
  • アメリカ研修

といった多面的な取り組みを行い、日常の授業の中で思考力と探究心を育てています。


入試について

これまでの算数・国語・理科といった教科の受験だけでなく、プログラミング入試・英語入試も多く利用されるようになっているそうです。例年11月に行われるプレテスト参加者には個別アドバイス会を実施し、一人ひとりに寄り添った受験サポートを行っています(2025年のプレテストは終了しています)。

高校入試では、専願加点制度により意欲ある受験生の挑戦を支援しています。近年は専願受験者(第一志望として武庫川女子大学附属高等学校を受験する受験生)が増加しているのも特徴だそうです。


まとめ

武庫川女子大学は共学化することを発表しました。しかし、付属校である武庫川女子大学附属中学校・高等学校は、共学を維持し、女子校という特徴を活かした魅力的なカリキュラムを充実させています。
また、部活動についても、教員による指導を継続されます。公立中学校の部活動が外部委託を予定している中、武庫川女子大学附属中学校・高等学校では従来通りの体制で充実した活動が可能です。

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